家呑みワインを、もっと美味しくする方法とは?

家呑みワインを

もっと美味しく

せっかく買ってきたワイン。

どうせなら少しでも美味しく楽しみたいですね。

 

だけど、
実際には口に合わなかったり、
渋すぎて飲みにくかったりすることが
よくあります。

 

そんな時は、
ソムリエのある技をやっていたら、
そのワインの味や香りが変わっていたかもしれません。

あのワインが、美味しくなかった理由

せっかく買ってきたワインや、
頂き物のワインが、

「思ってた味と違う」
「香りが全然しない」
「渋すぎて飲みにくい」
「栓を開けた直後よりも、数日後に飲んだ方が美味しい」
 

なんて経験ありませんか?

 
その原因は、
そのワインがハズレだったのではなく、

そのワインが飲み頃じゃなかった

だけかもしれません。

 

販売されているワインは、「飲み頃」とは限らない!?

 
お店やレストランで提供されるワインは、
必ずしも飲み頃だとは限りません。
 

全てのワインが飲み頃の状態で売られているわけではない


それに、 
年代物だから、美味しい
高いから、美味しい
とも限りません。

 
年代物でも、
高いワインだとしても、
熟成が足りなければ
そのワイン本来の魅力を味わえることは出来ないんです。
 

ワインの本来の魅力を引き出う方法

ワインは、空気と触れる=酸化させることで熟成が進みます。
 

 
「酸化」と聞くと
「ワインが劣化するんじゃないの?」
と感じる人も多いと思いますが、
そうではありません。
 

熟成の足りないワインは
酸化=熟成
させる必要があるのです。

 
「栓を開けてすぐは美味しくなかったけど、
 残りを翌日飲んでみたら、美味しかった」

 
という経験はありませんか?

この場合も、
一度栓を開けてから一日置いたことで、
熟成(酸化)が進み、美味しくなったと考えられます。
 

その「空気と触れさせ、熟成を促す」行為が
「デキャンタ―ジュ」です。 
 

ワインを飲み頃にする「デキャンタ―ジュ」のやり方

「デキャンタ―ジュ」という言葉だけなら
聞いたことがある方も多いと思いますが、
具体的なやり方を知っている方や
実践している方は少ないです。
 

デキャンタ―ジュは、
ソムリエが行う技術の一つでもありますが、
条件が揃えば、ご自宅でデキャンタ―ジュすることも可能です。
 

ソムリエが行うデキャンタ―ジュ(イメージ)

 

用意する物

 

  • デキャンタ
  • ワイングラス
デキャンタ―ジュの方法
  1. ワインをデキャンタに移し替える
  2. 数十分~数時間、そのまま放置する
  3. デキャンタからワイングラスに注ぐ
 

デキャンタ―ジュのデメリット

とてもシンプルな方法のデキャンタ―ジュですが、
実はデメリットもあります。 

 

  • 大きくて取扱いにくいデキャンタが必要

    様々な形のデキャンタ

デキャンタはガラス製で、
サイズが大きく、変わった形のものが多いため、
取扱いや洗浄、保管がとても大変です。

 

  • デキャンタに注ぐ技術が必要

デキャンタよりもはるかに高い位置からワインを注ぐ場合があります。

ワインの澱やコルク片

また、澱(おり)やコルク片の入ったワインの場合、
澱やコルク片がデキャンタに入らないように注ぐ技術も必要です。

 

  • 飲みたい時にすぐに飲めない

デキャンタに注いだ後は放置する時間が必要なので、
飲みたいと思った時に、すぐに飲むことができません。

 

また、放置する時間がどれぐらい必要なのか、
ワインによって違いますが、
それを素人が判断するのはとても難しいです。

 

  • グラスに注ぐ技術が必要

サイズが大きく、変わった形のデキャンタから
グラスにワインを注ぐには、ソムリエの技術が必要です。

 

  • デキャンタに移したワインが残ってしまう場合がある

デキャンタに移したワインは熟成が進んでいます。

飲み切れずにデキャンタに残ったワインは、
あとは劣化していくだけです。

 

勿体ないですね。

 

ワインをもっと美味しくする方法~まとめ


デメリットもありますが、
条件さえ揃えば
自宅でも実践できるソムリエの技「デキャンタ―ジュ」。

 

最近は、
デキャンタを買わなくても、
簡単に一瞬でデキャンタ―ジュできるグッズも
登場していますので、
こういうグッズを活用してみてはいかがでしょうか?

コメントを残す