エッセンシャルオイルの簡単な活用方法
アロマディフューザー以外でも香りを楽しめる
エッセンシャルオイルの活用方法をご紹介します。
どれも材料は少なく、
エッセンシャルオイル以外はドラッグストアや百均で手に入り、
作り方も簡単なものばかりです。
ぜひお試しください。
監修: 柴崎雅美 IFPAクリニカルアロマセラピスト
目次
はじめに
- エッセンシャルオイルは精製水(水)には溶けません。
必ず無水エタノールやキャリアオイルなどに混ぜた後、精製水などに混ぜてください。 - 防腐剤不使用のため作成から2週間以内に使い切ってください。
■入浴剤
材料
- 重曹(食品グレードがお薦め):大さじ1
- 海塩など:大さじ1★
- お好みのエッセンシャルオイル:2滴 ※
★海塩の代わりにエプソムソルト150-200gを入れ20分入浴すると、筋肉の疲れを癒します。
※皮膚刺激のある柑橘系・ミント系を避ける
作り方
材料をよく混ぜ浴槽に入れる
注意事項
- エッセンシャルオイルを直接お湯に入れない
※お湯に浮いたエッセンシャルオイルが素肌に直接触れる恐れがあるため
■ルームスプレー
材料
- 無水エタノール:20ml
- お好みのエッセンシャルオイル:50滴
- 精製水:30ml
- スプレー容器(アルコール耐性のもの)
作り方
①容器にエタノールとエッセンシャルオイルをよく混ぜる
②①に精製水を加え、よく混ぜる
■アロマスプレー(携帯用)
材料
- 無水エタノール:5ml
- お好みのエッセンシャルオイル:10滴
- 精製水:25ml
- スプレー容器(アルコール耐性のもの)
作り方
①容器にエタノールとエッセンシャルオイルをよく混ぜる
②①に精製水を加え、よく混ぜる
③マスク(外側の下)やハンカチなどにスプレーする
オススメのエッセンシャルオイル
■ロールオン(携帯用)
材料
- キャリアオイル(ホホバオイルが一般的):10ml
- お好みのエッセンシャルオイル:2滴
- ロールオン容器:アルコール耐性のもの
作り方(使い方)
①容器にキャリアオイルとエッセンシャルオイルを入れ、よく混ぜる
②香りを楽しみたい時に手首などにつける
オススメのエッセンシャルオイル
◎目を覚ましたい時 ⇒ ペパーミント、レモン
◎気持ちを落ち着かせたい時、PMSや生理痛の緩和に ⇒ ローズゼラニウム、ベルガモット
※どちらも2種類をブレンドしてもOKだが、キャリアオイル10mlに対しエッセンシャルオイルは計2滴まで)
■洗濯のすすぎ時に
材料
- 重曹:大さじ2
- お好みのエッセンシャルオイル:3滴
作り方(使い方)
① 重曹にエッセンシャルオイルを垂らしよく混ぜる
②すすぎの時に入れる
■柔軟剤
材料
- クエン酸:小さじ1
- お好みのエッセンシャルオイル:3滴
作り方(使い方)
①クエン酸にエッセンシャルオイルを垂らしよく混ぜる
②柔軟剤の代わりに投入
■アロエジェル(夏にオススメ)
材料
- アロエジェル:30g(アロエの配合率が90%以上のものがお勧め)
- お好みのエッセンシャルオイル(注意事項をご確認ください):2滴(最大3滴まで)
- 遮光瓶(茶色がお勧め)
オススメのエッセンシャルオイル
◎スッと感が欲しい ⇒ ラベンダー2滴&スペアミント1滴
◎お肌の修復に ⇒ ラベンダー2滴&ローズゼラニウム1滴
◎3種類とも入れたい ⇒ ラベンダー、スペアミント、ローズゼラニウムを1滴ずつ
作り方(使い方)
①遮光瓶に材料を入れ、よく混ぜる
②アロエジェルと同じように肌に塗布する
注意事項
- 以下の種類は光毒性があるため、日光に当たる前の使用を控える
グレープフルーツ、ベルガモット、レモン - アロエジェル10gにつきエッセンシャルオイルは1滴まで
(これ以上は濃度が高くなりすぎ、刺激が強くなる場合がある)
■虫よけスプレー
材料
- 無水エタノール:5ml★
- エッセンシャルオイル「レモングラス」:10滴(幼児や敏感肌に使用する場合は半量の5滴)
- 精製水:45ml(フラワーウォーターも可)
- スプレー容器(アルコール耐性のもの)
★エタノールを使用したくない場合は、ホホバオイルやアロエジェルも可
作り方
①容器に無水エタノールとエッセンシャルオイル「レモングラス」を混ぜる
②①に精製水を加えて混ぜる
注意事項
- 使用前に必ずパッチテストを行い、異常がないことを確認してから使用する
- 乳児には直接使用しない(ベビーカー周りや衣類、防止等にスプレーするのは可)
■ボディオイル
材料
- キャリアオイル:30ml
- エッセンシャルオイル:3~6滴
作り方
材料をよく混ぜる
お勧めのエッセンシャルオイル
保湿にオススメ:ラベンダー
美白にオススメ:ローズマリーシネオール
■ボディーローション
材料
- グリセリン:5ml
- エッセンシャルオイル:5~10滴
- 精製水:45ml
- 容器(アルコール耐性用。スプレータイプも可)
作り方
①容器にグリセリンとエッセンシャルオイルを入れる
②①に精製水を入れよく混ぜる
お勧めのエッセンシャルオイル
保湿にオススメ:ラベンダー
美白にオススメ:ローズマリーシネオール
ここからは頭皮に良いとされる「クラリセージ」を使った
活用方法を3つご案内します。
クラリセージを使う上での注意事項
- 妊娠中・エストロゲンにより悪化する症状(子宮筋腫、乳腺炎など)月経過多などの問題がある場合は使用しない
- 鎮静作用が強いので運転前の使用は避ける。
- アルコールとの併用は悪酔いや頭痛を招く可能性があるため注意。
■1.マッサージオイル ~ ヘッドスパに
材料
- キャリアオイル:20ml★
- クラリセージ:1滴
- ベルガモットまたはスイートオレンジ:1滴
★ホホバオイルやサンフラワーなどお持ちのものでOK
作り方
材料をよく混ぜ、頭皮をマッサージする
■2.シャンプー
材料
- 無添加・無香料のシャンプー基材:45ml
- キャリアオイル:5ml
- クラリセージ:3滴
- お好みのエッセンシャルオイル:7滴
作り方
■3.頭皮ストレス緩和スプレー
材料
- 無水エタノール:10ml
- エッセンシャルオイル:20滴★
- 精製水:190ml
- スプレー容器(アルコール耐性用)
★クラリセージ、ラベンダー、スイートオレンジ、イランイラン
作り方(使い方)
①容器に無水エタノールとエッセンシャルオイルを入れ、よく混ぜる
②①に精製水を加え、よく混ぜる